ハスキーを知る

シベリアン・ハスキーについて

第一回シベリアン・ハスキー

シベリアンハスキーの概要です。いろいろなところで紹介されていますが、おさらいを兼ねて紹介させていただきます。

原産国 アメリカ
用途  橇犬
歴史
スピッツ族に属する犬種で、北極点をとりまく高緯度の地方にいる俗にいうエスキモー犬の一種であり、アラスカン・マラミュートやサモエドと近親関係にあります。非常に古い犬種と思われるが詳しいことは不明です。シベリア北東部のコリマ川流域を中心とした地方で生計を営んでいたチュクチ族が飼育していた犬でシベリアン・チュチースと呼ばれていました。冬はそりを引く犬、夏はボードを引く犬として使用され、また狩りの助手としても活躍していました。アムンゼンやスコットの南極大陸探検(1911年)にも使用され、ピアリーによる北極点探検でも活躍しています。1909年アラスカでおこなわれたそりレースに出場するためアラスカにわたり、そこでの素晴らしい成績により世界中に知られることになりました。遠吠えする声がしわがれることからハスキーと命名されました。
特徴
シベリアン・ハスキーは中型の作業犬であり、迅速で足取りは軽く、自由で、優雅な動きをします。ほどよく引き締まり、十分な毛で覆わ
れたボディ、立ち耳そしてブラシ尾であることがこの犬種が北方犬の特質をもつことを示しています。この犬種の特徴的な歩様は滑ならかで、無理のない印象を与えます。ハーネスを付けて、本来の役割である長距離を一定の速度で軽い荷を運ぶときに、均整のとれた体軀構成は、パワーとスピード及び耐久力の基本的なバランスを表すものです。牡は力強いが、決して粗野ではなく、牝は牝らしいが、構成上弱々しくはありません。
性格
友好的で優しいが、いっぽう用心深く外交的です。警備犬の資質を見せることや、過剰に見知らぬものを疑ったり、他の犬に攻撃的であったり
することはありません。成犬においてはある程度控えめで、気高さもうかがえます。利口で、従順または熱心な性格は、好ましい家庭犬及び作業犬となるでしょう。

 

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