股関節形成不全症とは
肘関節形成不全は大型犬種あるいは超大型犬種での前肢跛行の原因となる遺伝性整形外科疾患です。急速に成長する時期の子犬で跛行を起すことがあります。また、発症が最も起こりやすいのは5〜9ヵ月齢前後です。そのため、その時期の前肢の跛行には要注意です。EDは結果として二次性の肘関節の関節炎に進行し、成犬時に重度の跛行の原因となります。
JAHD Networkについて
日本動物遺伝病ネットワーク(JAHD Network)は、獣医師によって設立された動物の遺伝性疾患の診断、データベース構築を柱に、遺伝性疾患に関する科学的な研究、情報提供などを行っていく団体です。詳しく知りたい方は、下記リンクよりどうぞ。
犬舎の取り組み
当犬舎では交配をするにあたり、日本動物遺伝病ネットワーク(JAHD Network)において、親(両親)となるハスキ-の股関節形成不全症の評価をし、問題の無い事を確認しています。これは股関節形成不全症が遺伝性疾患であり、その仔に疾患の発症がなくても遺伝性の素因を持っていて、子孫への疾患の運び屋になってしまうことがあるため、素因を持つものも交配させる際に除外していかないと遺伝性疾患を減らしていくのが困難なため行っています。