puppy as new family

仔犬お引き渡し後に行うこと

 

1.混合ワクチンの接種

義務ではありませんが、接種することが推奨されています。一般的には、3回打つことが多いようです。犬舎では、1回目の混合ワクチンを接種してから、お引渡しをしております。1回目接種後、3週間~4週間後に動物病院にて2回目の混合ワクチン接種をします。このとき獣医師の先生から、3回目の混合ワクチン接種時期について、説明を受けてください。

 

2.狂犬病予防接種

狂犬病の予防接種は、生後91日以降の仔に打つことが、法律により義務付けられています。また初回接種の翌年より、年1回打つ必要があります。獣医師の先生と相談して時期を決めますが、仔犬の場合3回目の混合ワクチン接種後、約1か月後の接種となることが多いようです。

 

 

 

3.狂犬病予防注射済票の交付と畜犬登録

・狂犬病予防注射済票

狂犬病予防接種をすると獣医師から、”狂犬病予防注射済証”が発行されます。この証明書を持って、犬の所在地を管轄する市町村へ届出をすると、”狂犬病予防注射済票”の交付が受けられます。

・畜犬登録

生後91日から120日の間に、犬の所在地を管轄する市町村にて”畜犬登録”の手続きをします。(それ以降に飼い始めた場合は、犬を飼い始めた日から、30日以内に手続きをします)

※お住まいの地域により、届出場所(市区町村役場もしくは、保健所)が異なる場合があります。事前に最寄りの公共機関にて、ご確認ください。

※狂犬病予防注射後、済証を持って届出に行くと、畜犬登録と一緒にでき手間が省けます。また動物病院で市町村への届出をしてくれるところもありますので、狂犬病予防注射の際に聞いてみるのも良いでしょう。

 

4.フィラリア症の予防

・犬フィラリア症について

フィラリア症は、蚊を介して犬の心臓や肺動脈に寄生する寄生虫が引き起こす病気です。犬フィラリアが寄生することで血液の流れが悪くなり、様々な障害が発生します。放置すると死に至る場合もある重大な病気です。

 

・予防方法

事前検査

予防薬を投与する際には犬フィラリアが寄生していないことを確認する必要があります。犬フィラリア成虫より産出されるミクロフィラリアが、犬の体内にいることを知らずに予防薬を飲ませた場合、一度に大量のミクロフィラリアが駆除されることでショック症状を起こし、最悪の場合は死に至ることもあります。

予防方法

犬フィラリア症予防薬(経口剤)を毎月1回、1カ月間隔で投薬することにより簡単に、そして確実に予防ができます。予防期間は地域ごとに異なります。必ず獣医師の先生の指示通りに投薬することが大切です。

 

5.ノミ・ダニの予防

・ノミやダニによって起こる病気

ノミやマダニによって引き起こされる犬の病気は、実に様々です。痒みや発疹、悪化すると二次感染により化膿することもあります。ノミを媒介する瓜実条虫、マダニを媒介する犬バベシア症など重症化すると命を落とす場合もあります。また、人体にも影響を及ぼします。ノミが人に感染すると、発疹、水ぶくれなどの皮膚炎を引き起こします。マダニは、ライム病、日本紅斑熱、SFTF(重度熱性血小板減少症候群)など、ほかにも恐ろしい病気を起こす危険性があります。

 

 

・予防と駆除

ノミ・ダニの予防法はいろいろありますが、方法はひとつではなく、さまざまな対策が必要です。

①清潔な環境作り

お部屋の空気の入れ替えや、温度や湿度の調整、また、愛犬がよくいる場所は掃除機をこまめにかけるなどして、清潔な環境を保ちましょう。特に家具の隙間や絨毯などは毎日掃除するといいと思います。ノミ・ダニは熱に弱いので、愛犬のベッドやお気に入りのクッションなどはお湯で洗うか、乾燥機にかけてあげるとよいでしょう。

②シャンプ-やブラッシングなどのお手入れ

月に1~2度のシャンプーと、こまめにブラッシングをしてあげることはオススメです。清潔さを保つこともできますし、愛犬の体に直接触れることで、ノミやダニに刺されていないか、皮膚や体調に異常がないかを確認することもできます。

③予防薬を処方してもらう

動物病院でノミやダニの予防薬を処方してもらうことができます。混合ワクチン注射の際や、フィラリアの薬を処方してもらうときに獣医師の先生へ相談するのも良いかもしれません。

④市販の予防薬を利用する

犬用のノミ・ダニ対策には様々な商品が市販されています。

・スポットタイプ薬剤

犬の首の後ろあたりに薬剤を少量落とすタイプのもので、手軽な上に犬もあまり嫌がりません。仮に舐めても無害なものが多いので、身体への負担も少ないと言えるでしょう。成虫の駆除が主な目的ですが、卵にも効果があるものもあります。種類もペットグッズ店で販売されているものから動物病院で購入できるものまでありますので、選択範囲が広いのも特徴です。

・首輪タイプ

あらかじめ駆除剤やノミ・ダニを寄せ付けない効果のあるハーブがついている首輪です。日頃から巻いておくことができるので非常に手軽ですが、稀にアレルギー反応を起こしてしまう子もいるので、使用する際には気をつけるようにしましょう。

・スプレ-タイプ

全身にふきかけて使用するもので、ソファやケージなどの生活範囲内に使うこともできます。即効性があるので、ノミ・ダニを発見した直後、速やかに駆除するために使用するのには良いかもしれません。

 

注意事項

犬のノミやダニを対策する駆除薬には、いろいろなタイプのものがあるので、それぞれの家庭に合う方法を選ぶと良いでしょう。しかし、ノミやダニの予防薬は、食欲不振を起こしたり稀に嘔吐などの副作用をもたらす場合があります。ノミやダニのリスクと、副作用のリスクの両方を考慮して使用を決める必要があります。また、他の薬との兼ね合いもあるので、使用前には獣医さんにしっかり相談してから決めるのが良いでしょう。